型枠工事 外構工事 土木工事 は三重県鈴鹿市の矢田組にお任せください!
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経験豊富なスタッフがお客様の要望に合ったご提案を致します。
設計・施工・管理までを一貫して行っており迅速な対応を心がけております。
型枠とは、コンクリートで建物を建設する際に必要な、建物の基本となる重要な仕事です。
弊社は、確かな技術力と柔軟な対応力を活かし、施主さまのご期待にしっかりとお応えします。信頼性の高い型枠工事業者をお探しなら、一つひとつのご縁を大切にする『矢田組』をぜひお選びください。
ほぼすべての建築工事で必要になる型枠工事
型枠工事は躯体工事の一工程で、鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の建築において使われる工事です。
RC造やSRC造では、まず鉄骨や鉄筋を加工して組み合わせ、骨格部分を造ります。次に、この骨格を囲むように合板製の型枠を組み上げ、そこにコンクリートを流し込むと建物の土台となる躯体が出来上がります。
木造家屋の場合でも、基礎部分はほぼ同じ工程。金属製の型枠を組み立て、コンクリートを流し込んで造ります。このように、ほぼすべての建築工事で型枠工事は必要になるのです。失敗が許されない厳しいプロセス
型枠工事は、文字どおり建物の型を造る作業です。この型自体に曲がりやゆがみ、凹凸があると、躯体そのものに曲がりやゆがみが残ってしまいます。
例えば、壁の型枠を組み立てるとき、型枠が垂直になっていないと壁も斜めになり、出来上がりの見栄えが悪くなるだけでなく、建物の強度にも影響が出てしまうのです。また、組み立てた型枠がしっかり固定されていないと、コンクリートを流し込んだときに、コンクリートの重みで枠がずれてしまうこともあります。そこに隙間ができてしまったら、コンクリートが漏れてしまいます。
出来上がった躯体を後から修正するのは大変な手間がかかりますし、その分コストもかさみます。そうならないためには、確実な型枠工事が不可欠。まさに、失敗が許されないプロセスだといえます。
型枠工事の流れ
ではここで、型枠工事の作業の流れを見ていきましょう。型枠工事は、型枠大工と呼ばれる職人が鉄筋の周りに枠を組みつける建て込みのほか、重要な工程がいくつもあります。
1. 図面から立体に起こす拾い出し
拾い出しとは、施工図をもとに柱、梁、床、壁の形状や寸法を割り出し、どこにどのような型枠が何枚必要かを洗い出す作業です。この作業では、平面である施工図から立体的なイメージを作ることが大切で、ここで間違いがあると組み立ての際にうまく収まらなくなってしまいます。
拾い出した型枠の形状や寸法は、加工図という図面にして、必要な量の資材を確保します。
2. 実際の枠を作る型枠加工
型枠加工は、作成した加工図をもとに必要な型枠を作る作業です。型枠は専用の合板に桟木(さんぎ)と呼ばれる角材を釘打ちして作ります。ここで使う合板は、流し込んだコンクリートからはがしやすいように、片面が滑らかな塗装仕上げになっているもの。広い壁や床に使う型枠は、規格寸法の合板に桟木を打てば出来上がりとなりますが、階段のような細かい部分は、その形に合わせて合板を加工し、専用の型枠を作ります。
これらの作業は、あらかじめ現場とは別の場所で済ませておき、現場には加工済みの型枠を搬入しますが、現場で加工しながら組み立てていくというケースもあります。型枠は基本的に何度か使い回しをしますので、型枠を使用した後は表面にこびりついたコンクリート片などを取り除き、きれいにしておきます。
また、建物の基礎を造るときや隣家とのスペースが狭い場合などは、再利用しない捨て型枠を使うこともあります。
3. 数ミリのずれも許されない墨出し
墨出しは、型枠を立てるべきところに線や印をつけていく作業のこと。ここからは現場での作業です。まず、精密な測量機器でコンクリートの床の上に基準線を引き、型枠を建てるべきところに線や印をつけていきます。
最初の基準線の設定も、その後の各部の墨出しも、ほんの数ミリでもずれがあれば、最終的に大きなずれになってしまいます。そうなると、さまざまな箇所の寸法が狂ってしまいますので、決して気を抜けない作業といえるでしょう。
墨出しが済んだら、線に沿って桟木を床に打ちつけていきます。これが型枠を建てるガイドとなって、次工程の建て込みへと続きます。
4. 型枠を組み上げる建て込み
墨に合わせて型枠を組み立て、釘打ちして固定していきます。型枠の建て込みの精度が建物の出来栄えを左右しますので、水平・垂直のいずれにも高い精度が要求される工程です。例えば、壁の建て込みでは、型枠1枚の垂直方向の許容精度は3mmまで。つまり、床の墨に合わせて建てた型枠の上端が、3mm以内に収まっていないとNGというわけです。
コンクリートを流し込むと、型枠には非常に大きな圧力がかかります。その圧力に負けないよう、組み上がった型枠はチェーンなどで補強し、しっかりと固定しておく必要があるのです。この固定が不十分だと、次工程のコンクリート打設の作業中に、型枠が壊れてしまうおそれもあります。
5. コンクリート打設・解体
コンクリート打設とは、型枠の中に生コンクリートを流し込んでいく作業のこと。型枠の隅々にまで生コンクリートが均等に行き渡るよう、注意深く作業します。
同時に、振動を発生させる長い棒状のバイブレーターを差し込み、打設した生コンクリートを均質化し、中に気泡が残るのを防ぎます。打設したコンクリートに気泡が残ったままになると、その部分の強度が大きく低下します。コンクリートに空気の隙間である「ジャンカ」ができてしまい、仕上がりにも影響します。特に、コンクリート打ち放し仕上げにする場合には、非常に重要な工程です。
コンクリート打設が終わったら、コンクリートが固まって十分な強度が確認できたところで型枠を解体します。
建物を造るために行う解体工事
型枠解体は、“解体”といっても建物を壊すのではなく、型枠部分のみを解体する作業です。
頑丈に造り上げられている型枠の解体作業は容易ではありません。
解体手順や方法を間違えてしまうと大きな事故に繋がるため、安全面を常に考慮しなければなりません。
当社では、型枠の加工から解体工事まで自社で一貫対応し、安全第一で迅速な作業を心掛けております。
型枠解体の流れ
1. 鉄パイプ・金物外し
鉄パイプ・金物外しは、型枠解体における初めの作業です。
2. 脱型作業
脱型作業とは、型枠に流し込んだコンクリートが硬化した後に、型枠を剥がす作業のことです。
3. 解体作業
通常は一度に全てを解体せず、壁→梁→スラブの順に日程を分けて解体していきます。
4.スラブ型枠の脱型作業
スラブ(天井・床)の型枠を押さえているパイプサポートの解体を行います。
5.片付け・清掃~明け渡し
解体作業が完了しましたら、後片付けや清掃を徹底して行います。
次に、施工に携わる仕上げ業者が作業しやすいよう、細かいところまで考えて片づけを行い、明け渡します。
型枠工事や型枠解体工事を行う職人と共に、運搬作業を行う職人も存在します。
資材の運搬作業といっても、常に安全面に気をつけてトラックの操縦や資材の荷降ろしなどを行う必要がある、大切な作業です。
主な仕事は型枠材の積み込み作業ですが、運搬作業がないときは工事を手伝うこともあります。
●主な業務内容
・工場で加工された型枠などの資材の積み込み作業
・クレーン機能付きトラックを使用し、型枠資材の運搬
・運搬した資材を現場で荷卸す作業
・その他、型枠加工や組み立て、解体のサポート など
資材の運搬業務とはいえ、トラックの運転手を務めるだけがお仕事ではありません。
工事で使用する資材の積み込み作業や、荷卸し作業、工事サポートなどを行うために力と体力が必要なお仕事です。
さらに、クレーン機能付きトラックの操縦方法や、安全面を考慮した資材の荷縛りを行う技術を必要とし、運搬作業がない時には、工事の手伝いを行うなど、臨機応変な対応力が求められます。
当社では、常に安全面に考慮し、積み込み作業や荷卸し作業を迅速に行います。
◎型枠資材の運搬業務のみのご依頼を承る場合もございます。
以上の一連の作業を『型枠工事』と呼びます。
型枠の種類いろいろ
ここまで、標準的な型枠工事の手順について解説しました。しかし、工事の内容によっては、特殊な型枠が使われることもあります。それらについても紹介しておきましょう。
化粧打ち放しとは、打設したコンクリートの表面にタイル貼りや塗装などを施さず、そのままの状態で仕上がりとする方法のこと。その際に使用する型枠を、化粧打ち放し型枠といいます。
一般的なコンクリート打ち放しの魅力は、型枠の継ぎ目とコンクリートの質感によるものですが、あらかじめ型枠の表面にさまざまな模様を施しておくことで、仕上がりのコンクリート表面に変化をつけることが可能です。
例えば、石組みのような模様や、木材の木目のような模様を、化粧打ち放し型枠を使って表現します。これらの型枠をうまく使うと、打ち放しのコンクリートにさまざまな表情を持たせることができます。
システム型枠とは、同じ形で転用できる型枠のこと。躯体の型となる型枠は、一般的に建築物によってその形状が異なりますが、柱や梁など、構造上重要な部分は、特殊な形状の型枠が必要になることはほとんどありません。これらの部分の型枠をユニット化し、短時間で組み立てられるように工夫されたものがシステム型枠です。大規模な建物や擁壁、道路の橋脚などで使われます。
システム型枠は、建て込みも解体も短時間ででき、何度も転用できるためにコストダウンにもつながります。作業効率も高まりますので、作業の省力化、工期の短縮にもつながります。
屋外の音楽ホール、大きな公園内の建造物、コンクリートで製作するオブジェなどは、高いデザイン性が求められます。また、直線だけでなく、曲面を表現しなくてはならない場合も多々あります。そうした建造物を造る際には、特殊な形状をした型枠が必要になります。
合板と桟木で作る一般的な型枠で対応できる場合もありますが、要求される仕上がり精度や質感によっては、FRP型枠を使うこともあります。これは、合板で作った型枠の上に繊維強化プラスチック(FRP)をコーティングした物で、複雑な形状に対応できるだけでなく、型枠の接合部が躯体に残らず、非常に滑らかな仕上がりにすることができます。
型枠大工工事は、非常に緻密な技術を必要とする工事です。
高精度な建造物をつくるために欠かせない技術であり、今後も継続的に需要の伸びが予想されます。
井の上建設株式会社は、これまで培ってきた技術やノウハウを駆使した高品質な施工をお約束いたします。
今後も三重県鈴鹿市の矢田組は型枠大工工事を通して社会に貢献してまいります。
型枠大工のご依頼がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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施工実績
これまでに矢田組が施工した型枠工事、外構工事、土木工事などの施工実績を記載していますので是非ご観覧ください。
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